あなたが使っているものは偽物ではないだろうか?健康に気を使うなら調味料を変えよ。

皆さんは健康に気を使って食材を選んでいますか?

ひとえに食材といっても、やはりその質と価格はピンキリであって家電とは違いその質は非常に見えにくいことが難しいところです。従って、健康に気は使いたいけれど何を基準に選んだらいいかわからないと言う人も多いでしょう。基準となる要素にはいくつかあります。産地、生産者(加工者)、成分、添加物の有無、農薬の有無等がすぐに思いつくものとなります。このあたりの基準と実際の価格を照らし合わせて、満足たるものかで食材の選定基準が出来上がります。

これを明確に設定している人は非常に少ないのではないでしょうか?購入する必要に迫られたその都度、漠然とこっちのほうが良さそうだと選ぶ人が大多数ではないかと思います。

食材の選び方は本当に難しいものとなりますので、少しづつ様々な考え方をご紹介したいと思います。

健康に気を使うならまずは調味料から。

多少お金はかかったとしても、健康にはなるべく気を使いたい人は何よりもまず調味料の見直しを推奨します。どんなにいい食材を使用しても、調味料に健康を害する成分が入っていてはその料理すべてに影響してしまうというシンプルな考え方からです。大抵の家庭内調理の場合、かえって不健康な食事になる例は調味料が影響していると言い切れます。

家庭内調理が不健康となる判りやすい例

これは例えとするならば旨み成分の塊である「味の素」をどんな料理にも使用することでしょうか。なお、大前提としていわゆる化学調味料は健康を害するものとして定義しておきます。世間では食品添加物含め様々な議論がされていますが、私の主観も”化学調味料は体に悪い”です。

スーパーで流通している大部分の調味料が、本物ではない。

具体的な調味料を見ていく前に伝えたいのですが、あまりにも日本伝統の調味料とはどんなものかをわかっていない人が多いと感じます。スーパーの特売で買ったその世界的に健康にいいとされる伝統調味料は、健康にいい調味料ではなく、偽物といっての過言ではありません。こだわりなく選択をすると認識と実際の行動にかい離が生じてくるのです。

例えば味醂(みりん)。そもそも味醂を常備している家庭が少なくなってきているという話もありますのでピンと来ない可能性もありますが、安さで調味料を選んでしまう場合には家庭にあるのは”みりん風調味料”だと思います。みりん風調味料は、伝統的なみりんの働きを追求し、より調味効果を高めた甘味調味料です。これは人工的に合成されたブドウ糖や水あめ、香料その他を使って製造しています。糖度は本味醂よりも高く、各種酸味料や黄色をつけるための着色料も添加されている場合もあり注意が必要です。

そして一般的なスーパーの陳列の大部分はこの”みりん風調味料”となっている場合が多いのです。

調味料とは本来どういうものか、今購入しているものは何かを知ろう。

このような例は、味醂だけにあらず他の調味料も同じです。今後ひとつひとつ取り上げてどのようなものがおすすめかもご紹介したいと思います。

 

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食に関して強い興味を持ち、世間に流布する賛否両論を必ず吟味して決定する慎重派です。
必ず一方のみを鵜呑みにすることなく総合的に判断するのでその調査と意思決定に至る理由を参考までに共有していきたいと思います。
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